1月27日

今日は休み。

9時前から作業開始。

昨日からの雪で一面真っ白。

1年で1度か2度しかない雪景色。

早速写真をパチリ。

IMG_4106

50mmドリルを買って快適に掘れだして、75mmドリルまでも買ってしまったのだが、それが届いていた。

出来る限り金をかけずに掘りたかったが、75mmだけ別に竿を用意するのはこれから面倒になる。

瞬時にドリルを交換でき、竿を一本で済ませるようにと買ってしまったのだ。

IMG_4107

これで75mm用の竿も再利用することができる。

また、ジョイントが課題だったのだが、この際ジョイントも交換することにした。

22mmの鉄パイプは弱い。

それに少しの変形で挿入が困難になるからだ。

原点に戻り、H I V P20をジョイントに使用する。

まだ切れっ端が残ってた筈だ。

竿である19mm鉄パイプ双方に切れ込みを入れ、回転時にジョイントに少しでも負担がかからないようにする。

穴を開けボルトで留める。

上部は容易に作業できるように蝶ナットにした。

IMG_4109

朝日が畑一面に注ぎ始め、雪が解け始めた。

50mmドリルから降ろし、グリグリと掘り始める。30cm程掘って、新品の75mmドリルに交換。食い付きが凄い。

手応えのある状態で抜こうとしても抜けない。

少し戻し引き抜く。

また少し右回転させて引き抜く。

それを繰り返し、50mmで掘った最下部に到達する。最後は125mmドリルだ。75mmドリルでも中々回らなかったのだ。125mmは本当に思い。

無理に回転させようとすると竿が悲鳴を上げる。


抜こうとしても重くて抜けない。

少し左に回し引き抜く。

それを繰り返し、一度引き上げてみた。


ドリルの刃先は綺麗なまま。

まったく土は付いてこない。


50mmや75mmドリルでは刃先に土を巻きつけて上がってきていた。


右に回し喰らい付いてもまた左に回し緩めてしまう為、獲物を食い付かせることが出来ないようだ。

食い付いた時に真上に引き上げる必要がある。

しかし、そんな力は残っていない。


よし、ウィンチを使おう。

ヤグラも作ったことだし、ウィンチで引き上げれば獲物を得ることができるだろう。


やはり。ウィンチのお陰で、順調に獲物を釣り上げることができた。


しかし、吊り上げてみてまたアクシデント。

新調したジョイントH I V P管が割れていた。

IMG_4111

切り込みを入れて回転に強くしてたのになぜだろう?


取り敢えず掘削はやめ、掘りクズをスイコで吸い上げる。

3時間程で70cm程掘れたかな?


予備のH I V P管はない。


仕方ない。また買ってこよう。


ここまでの掘削 504cm



1月29日


明け。


会社帰りにホームセンターに寄り、単管パイプのクランプと竿のジョイント作成用にH I V P管20の2mを1本購入。


昼飯食って、作業開始。


まず、ヤグラに単管パイプ1本を補充し、ウィンチを使っても大丈夫なように補強した。


次にジョイントの作成。


19mmの鉄パイプを竿にしているが、ジョイント部分は穴だらけ。


これだと強度もなくなり、引っかかって抜き差しに苦労する為、短くなってしまうが穴の部分はカットした。

IMG_4117

回転時の捻れを強くする為の切り込みも深くした。
IMG_4115
穴を開けてジョイント完成。

穴の周りはヤスリでスムーズに入るようにしておく。

IMG_4116

50mmドリルを付け、井戸掘り再開。

50mmドリルだと簡単に掘れる。

でも、一度に深くせず、拡大してから更に深くしないとスイコが使えない。

30cm程掘って竿に印しをし、75mmドリルに交換する。

たった25mmの拡大だが、重い。

印しまで入っていったら125mmドリルに交換。

時間にすると75mmは50mmの2倍。

125mmは75mmの3倍程かかる。

重くてこれ以上回せないというところでウィンチで引き上げる。

IMG_4118


更に右回転で掘り、回せないところでまたウィンチで吊り上げる。

それを繰り返した。

印しまで掘れたらスイコで掘りクズを吸う。

その時だった。


スイコの柄が折れた。

IMG_4126

細い部分は持たないようにしてたが、やはり明けだ。

睡魔と闘いながらの作業の為、ズボラな作業になってしまったのだろう。

掘りクズを鉄舟に捨てる際にポキッと折れてしまったのだ。

また修理が必要となった。

その為今日はこの1クールで終わった。


井戸の掘り方をYouTubeにアップしました。


こちらもご覧ください。


ここまでの掘削538cm


2月2日


明け。

今日はお稲荷さんの掃除がある為、11時前に帰る。

昼飯食って、お稲荷さんの掃除に参加。

終わってから井戸掘り。

折れたスイコの修理から。

V P管のジョイントを使っていたが、少し値段は高いが、それなりの強度があるのではとH I V P管にしてみた。

早速掘削再開。

1クールだけこなす。土質は変わらず、粘土+シルト層って感じ。

ここまでの掘削 568cm


2月3日


今日と明日は休み。


8時前から作業開始。

この時期にやっておかないといけない作業から始める。

樹木への肥料やりだ。

柿、スモモ、桃、ビワ、ブドウ、イチジクに鶏糞、腐葉土、油粕などをブレンドした肥料をやる。

IMG_4137

次にビニールハウス内のトマトを抜く。

この秋トマトは失敗だった。

IMG_4138

それからお稲荷さんへの参拝。

次にドリルの竿が短くなってきたので延伸。

前なら竿の鉄パイプを穴だらけにしていたが、強度が落ち、抜き差しも困難となる為、短くなるが穴の部分はカットして新たにジョイント部分を作ることにした。

IMG_4117

延伸し、掘削再開。

雨が強くなってきた為、1クールで終了。


ここまでの掘削 590cm



2月4日


今日も休み。

8時過ぎから作業開始。

今日は四月上旬並みの気温らしい。

確かに暖かい。


50mmドリルでの掘削から開始する。

1号井戸の時はこの辺りから掘れずに苦労した地層だ。


石はないと思うが、硬いシルト層に阻まれ苦労した。

だが今回は違う。

50mmというお助けドリルがある。


徐々に拡大していく掘り方は絶対に間違いではない。

50mmドリルだったら5分程度で30cmくらいは掘れる。

ドリルの刃全体に土がまとわりついて上がってくる。

75mmドリルに替え、拡大する。


ん?抜けない。

125mmドリルで抜けずパワーウィンチで吊り上げたことは何度もあるが、75mmドリルでは初めてだ。


強引にドリルを回転させようとして竿を破損させては大変だ。


無理せずウィンチで吊り上げる。

50mmドリルで掘削した印しまで掘り下げた。


いつもなら125mmドリルで更に拡大するのだが、この125mmに毎回苦労する。


これは掘りクズが邪魔をしてるのではないかと思い、125mmで掘る前に一回り小さい60mmスイコで吸い上げてから掘ることにした。


でも、上がってくる掘りクズは溶けたシルトだけ。


濃度の高い泥水ってな感じで、小石も含んでいない。


なんでこんなもんごときで抜けないんだ?不思議である。


ドリルを125mmに交換し、掘り進める。


掘り器を半回転もさせるともう回らない。


ハンドルの下に肩を入れ、力任せに抜く。


これは腰を痛めそうだ。


また半回転程で回らず、力任せに抜く。


強引に抜こうとハンドルの下に肩を入れ、ヤグラの単カンパイプにしがみつき、腰に力を入れようとしたら、目の前に星がキラキラした


いかん。これでは腰を痛めて会社の仕事に支障を来すかもしれない。


横着をせず、パワーウィンチで引き抜く。


この繰り返しで125mmで30cm程の深さを拡大するのに数時間を要した。


50mmと75mmだけだったらいくらでも掘れそうに思えた。


やはり、75mmから125mmと一段飛ばしで掘削するのには無理があるのか?


もう125mmは諦め、75mmの井戸枠で良しとしたら…


また悪い考えが脳裏を横切った。


いや、間の100mmドリルがあれは何とか掘れるのでは?


金を掛けずに掘ろうとしてるのにまたまた注文してしまった。


これで捗るかなぁ?


また雨が降り、昼で終了。


帰って落花生の皮むき。


ここまでの掘削 618cm



2月6日


明け。

仕事から帰って昼飯食ってウトウトしてたら100mmドリルが届いた。


降ってた雨も止んだ為、井戸掘りへ。

50mmドリルから掘削。

50mmだと簡単に深さを確保できる。

30cm程掘り、竿に養生テープで印しをし、75mmドリルに交換。

早速抜けなくなった。

感触はシルト層に小石が混ざってる感じ。

硬い。

パワーウィンチで吊り上げる。

何とか抜けた。

でも、しばらく小石が絡む感触があったが、それを過ぎると順調に掘れた。


新たに仲間入りした100mmドリルの出番だ。

IMG_4155

やはり直ぐに抜けなくなった。

ハンドルの下に肩を入れ、強引に抜こうとしてもダメ。

腰を痛めないようにまたパワーウィンチで抜く。

それを繰り返す。

でも、15cm程掘り進むと重いが順調に印しまで入っていった。

刃には2〜3cmの小石混じりのシルトが上がってきた。

IMG_4156

掘りクズが溜まっているだろうと125mmドリルに交換する前に75mmスイコで吸う。

でも、目の細かい泥だけしか上がってこなかった。

今度は125mmドリルで掘る。

すぐに抜けなくなる。

またパワーウィンチの登場。

でも、ハンドルを半回転もさせない間にまた抜けなくなる。

またパワーウィンチ。

この作業には随分と時間を要する。

何か方法を考えなければ…

暗くなってきた為、本日の作業は終了。

125mmでは完了してない。

ここまでの掘削 644cm


2月10日


今日は休み。


新たに穴拡大器を作る。

不要になった単管パイプを半分に裂き、先が細くなるように切断する。

IMG_4163

それを19mmパイプに穴を開け、ボルトで留める。
IMG_4164
何でこんな簡単なことを思いつかなかったのだろう?

これだとラセン状になっていないから、抜けなくなることは少ない。

掘りクズは剥がすだけだから、回収することはできないだろうが、それはスイコにさせれば良い。

早速試してみる。

半分に咲いた単管パイプと19mmパイプの間にナットを挟むことで大きさを調節することが出来る。

今回はナットを一つずつ挟み込むことで125mmドリルよりやや大きくなるようにした。 

IMG_4167
前回、100mmドリルでは最下部まで掘削できているが、125mmで手こずり、最下部まで拡大できていない。

上から叩き込み、少し柔らかくしておいてからグリグリとえぐる作戦だ。

深く差し込むと回転することが出来なくなる。

少し浮かし気味でグリグリえぐる。

引き上げてみると意外にも獲物をしっかり確保していた。

IMG_4168

これは使える。

新掘り器の後、125mmドリルで穴を真ん丸に調整する。

新拡大器だけでは刃が左右に2枚ついてるだけなので、楕円形となり真ん丸には拡大できないことがわかった。

でも、格段に時間は短くてすむ。

また50mmドリルに交換し、更に深く掘り進む。

50mm、75mm、100mmそして新掘り器、125mm。

スイコでさらい、また50mmドリルに戻る。

この2クール目にまた事件が起きた。

新調したばかりの100mmドリルの溶接が外れた!

IMG_4181

仕方なく、新拡大器で100mmの分も拡大し、125mmで穴を整えた。

ここまでの掘削 698cm