6月8日
ここは井戸掘り日記であるが、よそへ逸れることをお許し頂きたい。
以前から予定していたが、昨夜から行くか行かないか迷いながらもやはり行くことにした。
嫁さんの『行こっ!!』という一言で....
ここは井戸掘り日記であるが、よそへ逸れることをお許し頂きたい。
以前から予定していたが、昨夜から行くか行かないか迷いながらもやはり行くことにした。
嫁さんの『行こっ!!』という一言で....
それは大好きな山行きである。
昨日は遅番で帰宅したのが23時。
それから風呂に入り夕食。
すでに日付は変わり、今日になっていたがまだ決めかけていたのだ。
それは天気予報が芳しくないからだ。
しかし、やっぱり行くことにした。
それから大急ぎで用意した。
だから出発も遅く、深夜2時半。
大急ぎで準備したから、忘れ物が心配だ。
今回の目標は福井県の荒島岳。
佐開コースからの登山を予定している。
福井インターで下りる予定だったが、カーナビを信用し、 その少し手前の武生で下りた。
失敗だった。
狭い道に一時停止、赤の点滅に何回もの右左折を繰り返した。
カーナビは信用ならん…
看板がなく、何度も行ったり来たりした。
ようやく荒島養魚場の方に尋ね、道がわかった。
荒島養魚場からさらに4キロ上がれるらしいが、愛車 プリウスαくんではダメだった。
腕時計では標高645mになっていた。
ここから登山開始だ。
その時は9時半を回っていた。
車から登山道入り口まで40分程。
登山道に入ってからは整備された道だったと思う。
林の中を歩くとすぐに汗が吹き出してくる。
しかし、稜線に出ると風が心地よい。
でも、風が心地よく感じるのは短かった。
前荒島岳までくると、立ってるので精一杯ってくらいの強風。
ガスで一杯。
眺望はゼロとなる。
予定通り登山口から2時間15分で頂上。
やはり寒かった。
10分程で退散した。
途中で遅い昼食。
少し危険な場所もある。
分岐点を過ぎ、 登山口まであと30分程ってところで悲劇は起きた。
10分程で退散した。
途中で遅い昼食。
少し危険な場所もある。
分岐点を過ぎ、
後方から『ギャ〜〜〜〜〜〜っ!!』という悲鳴。
振り返ると嫁さんの姿がない。
足を滑らせ谷側へ落ちていた。
振り返ると嫁さんの姿がない。
足を滑らせ谷側へ落ちていた。
すぐに木に引っかかり滑落は免れたが、額から流血していた。
落ちた瞬間、何かが落ちて行くのがわかったが、 ペットボトルのお茶だとわかり、拾いに行かなかった。
もし、ストックだったら拾いに行ってただろう。
ストックを使い嫁さんを引き揚げ応急処置をする。
かなりの出血だ。
帽子の上から打ち付けたのか、 直に打ち付けたのか本人もわかっていない。
どうやって落ちたのかも記憶が定かでない。
一回転した!って本人は言ってる。
何とか車まで辿り着いた。
さっさと片付け、出発する。
そう言えば登り始める前に、嫁さんは車のそばで野ウンコをした。
山の神様の怒りに触れたのかもしれない。
出掛ける前にいつもは仏さん、神さん両方にお参りするのだが、 今回は出発が遅かった為、仏さんには参らなかった。
そんなことが原因かなぁ?と言いながら車を走らせた。
しかし、病院がない。
病院を尋ねる交番もない。
ネットで検索し、◯田記念病院なにかしを見つけ、車を走らせた。
距離は6キロ。
行ってみるとつぶれていた。
また検索。
◯崎整形外科を見つけ、早速行ってみた。
すでに時刻は4時前、診察終了時間が気になる。
しかし、頭だからCTを撮らないといけないが、 ウチにはないからと近くの◯崎外科を紹介される。
しかし、 ここでも専門の先生が今日はいないからと簡単な手当てだけしても らい、◯田病院を紹介される。
これで病院巡り4つ目だ。
ところが、この◯田病院の看護師…
頭でしょ?
ウチみたいな田舎の病院やなしに、 もっと大きな病院へ行かれた方がいいですよ! と医者に診せる前に言いやがった。
そこで私はキレてしまいました。
設備もある、医者も居てるのに他へ行け!とはどういうこっちゃ! って…
でも、当の本人がまあまあってゆうから、 その看護師に言われた福井済生会病院へ車を走らせた。
カーナビでは45キロもあった。
ホテルの予約をしてるから、事情を説明し、 遅くなることを伝えた。
福井済生会病院に到着した時は5時を回っていた。
デカい病院だった。
明日、もう一度くることにしホテルへ向かった。
雨が降っていた。
バイパスのような片側二車線の道路から山道に変わる。
段々と車が少なくなる。
ハイビームで走っていてもカーブが多くスピードが出せない。
ホテルへ着いた時はすでに8時。
風呂は後回しにして、すぐに夕食。
もちろんホールには二人っきりだ。
夕食後温泉につかり、持って来てたビールを飲んで寝る。
考えたら、車の中で1時間程寝ただけだった。
嫁さんの怪我のお陰で、眠気を感じる間もなかった。
6月9日
6月9日
朝は7時過ぎまで爆睡していた。
温泉に入り、8時から朝食。
和食の朝食は久しぶりだ。
大抵バイキングだったもんなぁ。
9時にホテルを出発し、九頭龍の道の駅に立ち寄った。
土産を買うつもりだったが、大したものもなく、 自販機のコーヒーを飲んで帰ることにした。
荒島岳のバッジがあるかと思ったがなかった。
ホテルのフロントにあったので買ったが、正解であった。
雨は小雨となり、 昨日の福井済生会病院に着いた時には雨も上がっていた。
改めてこの病院の大きさに驚く。
何とスターバックスが病院内にあった。
予約なしだったから、どのくらい待たされるのかと心配したが、 10時半に到着し、終わったのは11時半過ぎだったから1時間程で終わった。
昨日は1万2千円程かかったが、今日は無料だったらしい。
でも、こんなにデカい病院なのにバスがなかなか来ない。
来たバスはポンチョだった。
降りる人も乗る人もなかった。
不思議だ…
今日は朝から嫁さんがずっと運転してくれた。
舞鶴道で替わったが、3分の2は嫁さんが運転してくれた。
4時過ぎに帰宅。
すぐにプリウスくんの手当てをした。
怪我は嫁さんだけではない。
プリウスくんもかなりのダメージだった。
パテ埋め、塗装をし、ストックと靴を洗った。
カメラの写真をパソコンに取り込むとピンボケだらけだった。
なんとマニュアルになっていた。