10月31日

今日は10日ぶりの休日。
7時から昨日届いた軽トラのH.I.Dを取り付けてみた。

意外と簡単に取り付けられたが、左だけ上目下目の切り替えができない(>O<)常に上目状態だ。

左右を入れ替えたらちゃんと作動したが...

大丈夫かいなぁ…(^-^;) 

それから井戸掘り。


久しぶりだ。


井戸掘りはしなくても、井戸枠が固まってしまうのが怖くて、
毎日左右に回し、固まらないようにしていた。
その際に少しずつ沈み、680㎝に達していた。

Wラセン掘り器でグリグリやり、スイコでスイスイ。これを繰り返した。
今日は久しぶりの井戸掘りということもあり、気合いが入っている。
どんどん掘り進んでいく。それに伴い、上がってくる土も面白い。
薄いブルーイエローオレンジと色とりどり。

1042750cm付近の薄いブルーの粘土

1043770cm付近の黄色い粘土

1044800cm付近のオレンジ色の粘土

特にオレンジは強烈だ。
スイコでスイスイやると辺り一面がオレンジ色に染まった

1046このガレージも井戸掘り終了後は、洗ってやらないといけない。

作業着に付くと中々落ちそうにない…

Wラセン掘り器の竿が短くなり、延伸する。
その為脱着が一度から二度になり、尚効率が悪くなる。

一号井戸の時もそうだったが、竿を延伸する度にジョイント部分に穴を開けどの穴か分からなくなってきた為、マジックで◯印を付けた。

1045穴だらけのジョイント

しかし、穴を開ける度に強度は確実に落ちている筈だ。なんとか最期まで無事に役目を果たしてくれれば良いが…
 
粘土には小石が混じっている。砂というより1㎝程度だから小石だ。
 
次の水脈に近づいているのだろうか?
 
井戸枠が固まってしまうといけないので、一度引き上げることにした。
またVU125に引っ掛かり、全部は抜けないだろうから、途中まで引き上げ、周りからの締め付けを少しでも解消する為、上げたり下げたりを暫く繰り返し、穴が狭くなるのを防ぐようにした。
 
そんなこともあり、最後は手を離すと690㎝まて自然落下で入っていった。
それ以上は無理に入れず、自然に沈むのを待つことにした。
 
またWラセン掘り器で掘り下げ、スイコで吸い上げた。
粘土性も小石を多く含むにつれ弱まってきた為、VU65掘り器を使ってみることにした。
また抜けなくなったらどうしよう?という不安もあったが、底で放置せず、絶えず上下運動を繰り返していれば抜けなくなることはなかった。
 
やはり効率がいい。
スイコだけだと少量の砂と小石だったが、VU65だと上部の穴までいっぱい小石を吸い上げることができる
重くて引き上げてみると、先までビッシリと粘土が付着していた。

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午後から雨が降り出した為、15時で終了とした。
今日はよく頑張った。

約6時間の作業で井戸枠は690cm、掘削は1m20cm以上掘れた。

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ここまでの掘削 858㎝


11月4日

今日は早番。
 
帰宅後、飯を食って早速井戸掘り。
 
Wラセン掘り器で掘り、スイコで吸い上げ、穴拡大の為VU65掘り器でさらえる。
このパターンで挑んだ。
 
Wラセン掘り器の刃先には小石混じりのオレンジの粘土が付いて上がってくる。
それが徐々に黄色に変わり、小石の量が多くなる。回転させた手応えもグリグリよりガリガリという表現の方が近い。
 
何度かこのパターンを繰り返すと、Wラセン掘り器の刃先が洗われたように綺麗なまま上がってきた。
遂に粘土層を突破したようだ。

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こうなるとスイコは必要なくなる。
Wラセン掘り器でほぐし、VU65掘り器でさらう。
この繰り返しだ。
 
刃を付けてない65掘り器は見事に大きな獲物までさらえてくれる
スイコや堀鉄管では到底無理な大きさの石まですくってくれる。

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ここで本日の掘削は終了。
測ると898㎝だった。
 
この後、井戸枠となるVU100の4mを購入する為出掛けた。
 
井戸枠の外にVU125があるのだが、井戸枠より2m以上も掘り下げると自然に井戸枠が沈み、金具で止めているのだが、その為VU125までが沈み出したのだ。
 
こうなると井戸枠を挿入するしかないと思ったのだ。
 
継手を接着したところで暗くなったので、この日の作業は終了。

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ここまでの掘削 898㎝



11月5日
 
今日は公休出勤だが、遅番の為、午前中3時間程作業をした。
 
昨日購入したVU100を半分の2mに切断した。
 
一度に4mの挿入は無理である。
2mずつ入れていく。
 
取り敢えず、挿入の準備がてらVU65掘り器で底をすくってみた。
 
随分と小石の量が増えた。
大きさもまちまちだ。
Wラセン掘り器で掘ろうとするが、感触が悪い。
 
ガリガリっと地表で滑る感じで食いつかない。
 
65掘り器ですくうが、いつものような量はなく、少量の小石が上がってくるだけだ。
 
強固な砂礫層に来たのか?
 
急に掘り進めなくなった。
 
Wラセン掘り器の出番もここまで。
 
先を堀鉄管に替えて掘削再開。
 
少しずつではあるが、ガリガリと回転させることにより表面をほぐし、65掘り器でさらった。
 
結局906㎝まで掘った。
 
切りのいい9mを超えたこともあり、井戸枠挿入に取り掛かった。
 
ブロックに木片を置き、カケヤで叩いても大丈夫なようにし、接着材を付けVU100の2mを継ぎ足した。

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マジックで50㎝毎に目盛りを記入した。
 
しかし、これは必要なかった。
 
回転と上下運動で、簡単に9mまで入っていったのだ。

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9mもあるのたがから、かなりの重量ではあるが、水の中なのであまり重さは感じなかった。
 
上下運動をしてる際は、途中で接着が剥がれたかと思うくらい軽かった。
 
VU65の先には75の異径継手を付けているのだが、そのお陰で確実に穴は拡大されていたようだ。
 
しかし、掘り器を補強しようとして、掘り器を割ってしまった

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次回、補修しよう。
 
井戸枠は底に接地させてると、また掘り器が抜けなくなる恐れがある為、40㎝程上げて固定した。
 
ここまでの掘削 906㎝


11月8日

今日は遅番。
 
7時半に目覚ましをセットしていたが、久しぶりに二度寝してしまった。
 
その為8時半に起床。
 
今日で9日連続出勤の8日目… 
 
そろそろ疲労もピークにきてるのか…?
 
前回壊してしまったVU65掘り器の補修から始めた。
 
作成が困難なコシタ弁を再利用する為、取り外す。
 
65/75異径継手を交換し、補修完了。

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堀鉄管で掘削開始。
 
ん?フワフワしている…
 
測ってないが、前回より浅くなってる感じがする。
 
ズボズボと入っていく。
 
また、崩壊したのか?
 
上げてみると、入り口に粘土と砂が入り混じり、長いボルトでほじくり
出そうとするが、小石が邪魔をし、取り除くことができない。
 
仕方なく、刃先を外し、小石などを取り除いた。

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これではダメだ。
 
再び堀鉄管からWラセン掘り器に替え、掘削する。
 
以前のガリガリがグリグリに戻り、食い付くようになった。
また少し地層が変化したのだろうか?
 
力を入れて廻し過ぎるとまた抜けなくなる。
程々にして上部をほぐすようにして、後は補修した65掘り器ですくい上げる。
 
その時である。
また事件だ
 
65掘り器は75の異径継手を付けている為、VU100の井戸枠ギリギリである。
ボルトが邪魔になるから、刃を外したくらいだ。
 
そろそろかな?と65掘り器を引き上げようかとすると、重くて中々上がってこない。枠ギリギリの為、よく掘り器と井戸枠との間に小石が挟まり、引き上げるのに苦労したことがあった。
またかと思いながら、なんとか引き上げてみたら、何と塩ビの欠片が掘り器と井戸枠に挟まりながら上がってきた
 
ん?こっ、こっ、これは何だ?
 
よく見ると井戸枠の先に接着した継手の山切りカット部分…
どうやら、堀鉄管で上下運動をしている際に、井戸枠に当たり、少しずつ傷ついていたようだ。
 
その後も欠片が2つ。

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どうしよう?
 
井戸枠はもう9mも入れてしまった。
 
原形のまま引き上げることは不可能だ。
 
少なくとも2本には切断しなければ引き上げることはできない。
 
今日は時間がなくなり、堀クズの砂や小石の片付けに入った。
また、砂の量が増えている。6m前後にあった砂の層から落ちてきているのだろうか?
それとも新たな砂の層なのだろうか?
 
計測してみると、前回掘ったとこまで到達できていなかった。

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浅くなってた
 
ここまでの掘削 897㎝
 
追伸 今回、鉄パイプの竿が抜けなくなった。
ジョイント部分に砂がつき、それで抜けなくなったようだが、ドリルで開けた穴を再度ヤスリで研磨した。

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1061ジョイントの脱着時に掘り器を落とさない為の一時預かり場所も作成した。


単純で地道な作業だが、このヤスリが重要である。

ドリルで穴を開けると、必ずそこは毛羽立っている。それが引っかかり抜けなくなるのだ。
 
こまめにヤスリ掛けをすることを怠ってはならない