明け。
昼飯食って畑へベンチを持って上がる。
このベンチは会社で要らなくなり、バッカンに捨てる予定の物を貰ってきたのだ。
農作業中、ホッと一息つける場所が欲しかったのだ。
自作納屋のようにベンチを作ろうとも思ったが、手頃な物が手に入った。
木製部分は腐りかけてはいるが、まだ使えそうだ。
納屋まで運び、解体する。
今日は苗を植える予定だったが、残念ながら雨。
ハウス内の様子を見に行く。
するとハウス内に水が溜まってる??。
畝を作ると溝が出来るが、その溝に浸水してきているのだ。
ハウスの外に溝を掘ってないからか、畝を作った為、溝が外より低くなり染み込んできてるのだろう。
それもメロン側ではなく、トマト側だ。
水のあまり必要のないトマト側だから、何か手を打っておかないとこれから本格的な雨の時期を迎えるから心配だ。
明日は天気も回復するらしいので、ハウスの外の水を畑の外に逃がす為、溝を少し作り、排水した。
明日は苗植えできるかなぁ?
5月14日
いい天気になった。
朝から苗を植える準備をする。
昨日、排水したので、じゅるじゅるではあるが大きな水たまりはない。
まずトウモロコシから植える。
一番南側の筋のマルチを外し、植えていく。
一筋でちょうど収まった。
最後にプリンスメロンとマクワウリを5本ずつ植えた。
プリンスメロンとマクワウリは大量の苗を作ったが、どちらも50本ずつ会社へ持って行き、同僚に分けた。
その余りの5本ずつを植えたので、あと苗を植えてないのはピーマンだけとなった。
でも、そのピーマンがなかなか発芽しない。
12個の種を蒔いたが、発芽したのは4つ。
それも育ちが悪い。
もしかして失敗かなぁ?
今日は昼飯を食う間もなかった。
喉が渇いたがお茶はすでに飲み干している。
家まで帰るのも億劫である。
でも、大丈夫だ。すぐ近くの畑にはイチゴが最盛期を迎えている。
ハサミて切り、井戸水で洗い、ちょいと冷やしてから食べる。
農作業しながら、そしてその畑を見ながら食べるイチゴは最高だ。
ポンプ小屋の前にベンチを置いたが、その下に防草シートを敷いてやった。
昨年末に植えた桃だが、1つだけ実を付けていた。
でも、3本中の1本だけで、あとの2本はダメかなぁ?
5月16日
明け。
昼飯食べて畑へ。
植えたばかりのキャベツやチシャ達が心配だったが、ちゃんと育っていた。
何度も何度もジョウロを持って往復する。
でも、去年と比べたら全然楽だ。
去年だったらバケツで50m程離れた1号井戸とこの畑を何度も往復した。
それも緩いが坂道を。
トウモロコシ、枝豆、落花生、キャベツ、チシャ、プリンスメロンとマクワウリに水をやる。
それからハウス内に。
ハウス内のトマトにはだいぶん実が付き始めた。
指先でポンポンと軽く叩く指パッチン受粉だったが、それで大丈夫だったようだ。
同じように植えた苗だが、品種によって育ち方が違う。
ミニトマトのアイコが一番成長が早く、すでに3段目の花が咲いていた。
脇芽を取り、挿し木ができるかとビーカーに水を入れ、挿して置いた。
草が生えてきた。
それからプリンスメロンも。
これは昨年、鹿にやられたプリンスメロンの種が実生したものだろう。
勿体ないから草だけ引いてプリンスメロンはそのままにした。
でも、やはり明けは辛い。
睡魔との闘いだ。
ベンチに座り、一休みしてたら、どうやら寝入ってしまったようだ。
30分もなかっただろうが、また元気が復活!
また草引きに汗を流した。
でも暑い。
真夏になればハウス内の作業は地獄化となるだろう。
5月18日
明け。
ホームセンターに寄り、桃の苗川中島1本とジベラ錠を買って帰る。
昼飯食って畑へ。
みんな順調に育っていた。
桃の苗を水をはったバケツに入れ、植える準備をする。
実は昨年末に3本の桃の苗を植えたのだが、3本とも元気がなく、内1本はどうやら枯れてしまったようなのだ。
何故上手く育たなかったのかがわからなかったのだが、色々と調べる内に1つ気付いたことがあったのだ。
それは植え方。
ネットで接ぎ木は接いでる部分は地中に埋めてはダメと書いてあったのだ。
それを深く穴を掘って移植した為、接いだ部分も土の中だったのだ。
その記事を見つけたもので、早速ホームセンターに寄り買ってきたのだ。
この時期に売ってるのか?と思ったがあった。
枯れてしまったのと同じ品種の白桃が…
植え付けをする前にまずは水やり。
何度も何度もジョウロを持って井戸を往復する。
枯れた桃を掘り出し、少し離れた場所に新たに穴を掘って肥料の混ざった土を入れる。
その上にただの土を入れ、水をはったバケツに入れてた苗を植えた。
後の2本も接ぎ木部分まで掘り、土の上部に出るようにした。
これで上手く育ってくれれば良いが…
トマトがだいぶん大きくなった。
誘引する為のクリップ1つでは心配になってきたので、紙ヒモで支柱と縛ることにした。
でもこのベンチだが、どうも座り心地が良くない。
木材の隙間が広く、お尻が痛い。
そこで、粗大ゴミに出す予定だった破れかけの車の座布団を敷くことにした。
雨がかかっても大丈夫なようにビニールハウスで余ったビニールで覆い、ビニールヒモで縛った。
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